2026.01.15
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形式化した質疑応答がもたらす不信感と違和感
先週投稿した続きになります。
企業側が理念や熱意を問う一方で、応募者が実際には勤務地や給与といった条件面を重視して応募しているという矛盾は、面接の場における形式的な応答を生み出す原因となっています。多くの転職サイトでは、「貴社の理念に共感し、前職の経験を活かして…」といった模範的な志望動機の例文が紹介されており、応募者は本音(条件面)を隠し、建前(理念への共感)で応答せざるを得ない状況に置かれます。この本音と建前の不一致に対し、違和感や不信感を抱く求職者は少なくありません。ある就職支援の場では、「志望動機が聞かれない世の中になってほしい」という意見も出るほどで、この問題の根深さを示唆しています。このような形骸化したやり取りは、企業と応募者の双方にとって有益とは言えません。



